今月のテーマは、大人も子供も『バランス』
人間、二つあるものは全く一緒ということは
ほとんどなく、大体左右差があります。
左右差は悪いことではありませんが
できるだけ均等な状態に近づけたいものです。
左右差が顕著になると、体のバランスが崩れ
痛みや不調となって現れます。
背骨の動きにしても
・左右へ倒す→側屈
・前後に倒す→前後屈
・左右にひねる→回旋
…と様々な方向に動くのですが
右と左で意外と差があります。
前後屈は特に顕著です。
前屈が得意な人、後屈が得意な人…。
普段の姿勢や行動のクセにより
制限が出ている場合が多いのですが、
実は、心も大きく影響しているそうです。
前屈のポーズは、自分の内へ入り、
気持ちを落ち着かせる効果があります。
リラックスが上手な人は、前屈が
得意だったりします。
後屈のポーズは、胸を大きく開くことで
気持ちを前向きにしてくれる効果があります。
自己表現が得意な人や、心がオープンな子供は
後屈が得意だそうです。
なので、リラックスしたい人におススメなのは
前屈系のポーズ。
内にこもりやすい人におススメなのは
後屈系のポーズ。
自分の心のバランスをよく見ながら
背骨は常にニュートラルな状態に
そしてしなやかに動けるように
整えておきたいものです。