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マインドフルに…

先日、同級生の訃報の知らせが届きました。

 

短大時代の同級生。

学科が違ったので特別親しかったわけではないものの

話したり遊んだりした記憶はあります。

 

卒業後、一度も会うことは無かったのですが

2年半程前、コロナ前に開かれた同窓会で

約20年ぶりに会って話をしました。

 

でも…

その時に彼女と話した内容が

どうしても思い出せないのです。

 

大勢が集まり、みんな久しぶりで

色んな人と話したので仕方ないと言えば

仕方ないかもしれません。

 

だけど、記憶が本当に曖昧で、

会話の内容が1つも正確に思い出せなくて

…とても残念です。

 

どんな気持ちで話を聞くかで、

記憶に残るかどうかが決まるそうです。

 

いつも新鮮な気持ちで人と話をすること。

きちんと気持ちを向き合わあせて話をすること。

 

久しぶりに会う人でも、

いつも会っている人でも、

どれだけその人との時間を大切に

マインドフルに過ごすかが

記憶に残るか残らないかの違いなんですね。

 

そう考えると、あの時の彼女との会話を

覚えていない自分が残念でなりません。

 

自分だって誰だって、

明日が必ず来るとは限らない。

一日一日を大切に。

相手との時間を大切に。

そして、不快な時間を過ごすより

穏やかに笑っていられる時間を

できるだけ多く…

 

そんな当たり前に、

改めて気づかせてもらいました。

 

身近な人の訃報を聞くたびに

悲しみと共に身が引き締まります。

 

当たり前すぎてつい忘れてしまうことに

いつも気づきながら

生きていけるようになりたいと思います。